介護福祉士のメリットとは?働きながら合格した30代介護職の体験談とやりがい

介護福祉士の試験を受けるべきか迷っていませんか?

「働きながら勉強するのは大変…。本当に介護福祉士を取った方がいいの?」
「介護福祉士の具体的なメリットは?」
「介護福祉士になったら、やりがいを持って働ける?」

もしも、このようなお悩みをお持ちなら、今回ご紹介する介護福祉士の明神さん(仮名)に伺った介護福祉士のメリットとやりがいがお役に立つはずです。
仕事やプライベートが忙しくて試験を受けるかどうか迷っている方も、ぜひご覧ください。

〜体験談を紹介してくれた介護士さん〜
明神さん(仮名)31歳

介護福祉士を取得して感じた3つのやりがい

明神さんは、介護施設で働きながら介護福祉士試験に現役で合格しました。介護福祉士を取得したことで、仕事に新たなやりがいを感じるようになったと言います。

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利用者や家族から信頼されやすくなった

介護福祉士を取得して変わったのは、利用者さんや家族の態度でした。

明神さん
初対面の利用者さんや家族から「何か資格を持っているの?」と訊かれることがあります。そのときに、「介護福祉士です」「国家資格を持っています」と答えると、「ああ、それなら大丈夫ね」と安心してもらえるようになりました。

介護福祉士を取得することには、業務上のメリットもあると言います。

明神さん
利用者さんが信頼してくれると、体をしっかりと預けてくれます。身体介助が安全に楽にできますね。また、家族の方に信頼されたことで、「専門職としてしっかりやらなきゃ」という自覚も生まれました。介護福祉士を取得してからの方が、仕事のモチベーションは高くなりましたよ。

資格手当で収入がアップした

明神さんによると、介護系の資格の中で最も支給金額が高いのは介護福祉士だそうです。

明神さん
介護福祉士を取得して、資格手当が大幅に上がりました。手取りが増えるのは素直に嬉しいですよね()。でも、一番よかったのは、「自分の頑張りが認められた」と思えたこと。これからも頑張ろうって思えるようになりました。

自信を持って業務に取り組めるようになった

明神さんによると、介護福祉士の試験勉強で学んだ知識・技術が、日常の業務で役立つ場面も多いそうです。

明神さん
介護福祉士の試験科目には、介護現場に役立つ単元があります。知識を学び直したら、前よりも利用者さんの気持ちに寄り添ったケアができるようになりました

ケアの姿勢が変わったことで、先輩や上司の見る目も変わった気がすると、明神さんは照れくさそうに教えてくれました。

介護福祉士取得のメリットは仕事のやりがい以外にもある

ここからは、介護福祉士資格が転職活動に役立ったエピソードを紹介します。

転職活動で役に立った

介護福祉士を取得したことで、これまで応募資格のなかった求人に応募できるようになったそうです。

明神さん
医療法人や社会福祉法人の求人で、介護福祉士資格を必須としている施設が多いと感じます。介護福祉士試験に合格したときは、「これで大きな法人に応募できる」「挑戦してみよう!」とワクワクしました。

実際の転職活動では、嬉しい出来事があったそうです。

明神さん
医療法人の面接の場面で、法人理事長や人事部責任者の方が「介護福祉士を持っているなら、現場業務は任せられるね」と即戦力として評価してくれたことが嬉しかったですね!介護福祉士は転職に役立つことを実感しました。

次のキャリアを前向きに考えられるようになった

福祉系の資格には、介護福祉士以外にも「ケアマネジャー」「認定介護福祉士」があります。明神さんは、キャリアプランを考える上でも介護福祉士が役に立つと言います。

明神さん
介護福祉士があると、将来の選択肢が広がると思います。現場でずっとやりたいと思ったら「認定介護福祉士」。在宅介護に取り組む方をサポートしたいと思ったらケアマネジャーを目指せばいい。介護福祉士があると、自分が望むキャリアを叶えやすくなると思います

介護福祉士になったばかりなので、まずは現場経験を積まないといけませんが…、と明神さんは笑って今の気持ちを教えてくれました。

現役の介護職が働きながら介護福祉士試験に合格するコツ

ここまで、介護福祉士のメリットとやりがいを紹介してきました。ここからは、明神さんがどのように介護福祉士試験に合格したのか、また資格取得にかかる費用・時間はどのくらいなのかを紹介します。

合格に役立つ3つのコツ

現役介護職の方が介護福祉士試験に合格するために気をつけることは?と質問すると、明神さんは3つのコツを教えてくれました。

①「介護福祉士試験を受験します」と必ず上司や管理者に伝える

明神さん
試験を受けることは、上司や管理者に伝えた方がいいです。試験当日にシフトが重ならないようにするのはもちろんですが、夜勤のシフトにも注意が必要です。私の場合は、試験前日と当日のシフトを外してもらうようシフト作成者にお願いしました。おかげで、万全の体調で本番を迎えられましたよ。

②試験問題でわからないことがあったら同僚や上司に質問する

明神さん
もしも苦手な分野や自信のない項目があったら、周りに質問してみることをおすすめします。同僚や先輩から教わった情報は、案外記憶に残るんですよ。試験の話は雑談のネタにもなりますし、「教えてもらったからには結果を出したい!」「落ちたらかっこわるいな」と良い意味でのプレッシャーが、試験勉強を頑張る原動力になったと思います。

③完璧を目指さない

明神さん
試験勉強に完璧を求めないことも大切だと思います。仕事で忙しいときや疲れているときに「勉強しなきゃいけない!」と思うと心が休まりません。疲れているときは休む。自信の無い単元があれば、過去問を繰り返し解くくらいの気持ちでいいと思います。私は、オンとオフを使い分けたことで試験勉強を無理なく続けられました。

「試験日を伝えてシフトを調整してもらうこと」「わからない問題を周りに訊いてみること」。そして、「完璧を目指さないこと」の3つが現役の方が合格するコツだそうです。これから介護福祉士の試験を受ける方は、参考にしてみてくださいね。

資格取得にかかる費用と時間

ここで、介護福祉士にかかる費用を紹介します。

▼介護福祉士取得にかかる費用

  1. 受験費用:18,380
  2. 登録免許税:9,000
  3. 登録手数料:3,320

1+2+3=3万700

介護福祉士として働くためには、試験合格後に登録手続きを行う必要があります。登録手続きでは、登録免許税と登録手数料が発生するのでご注意ください

▼介護福祉士取得にかかる時間の目安

明神さんに介護福祉士取得にかかる時間・方法をお伺いすると、以下のように答えてくれました。

  • 仕事のある日の勉強時間は12時間
  • 休日の勉強時間は34時間
  • オフの日を設けて心身を休養させることも大切
  • 学習方法はテキスト(参考書)・過去問の復習が基本

介護福祉士試験の出題科目は「人間の尊厳と自立、介護の基本」「こころとからだのしくみ」など全11科目です。

なお、介護福祉士試験の第33回から第37回までの合格率は7080%台で推移しており、他の福祉系の資格と比較して高い合格率となっています。

まとめ

今回は、介護福祉士のメリットとやりがいについて、明神さんへのインタビューをもとに紹介しました。

介護福祉士は、受験資格を満たして試験に合格し所定の手続きを取れば、誰でも取得できる国家資格です。
介護福祉士を取得することで、明神さんのように「仕事にやりがいを持てる」「キャリアアップの役に立つ」といったメリットを感じられようになります。

介護職として働きながら勉強に取り組むのは簡単ではないかもしれません。ですが、その分大きな見返りを期待できるはずです。
もしも、介護福祉士試験を受験するかどうか迷っていたら、今回の体験談を参考に自分のなりたい姿をイメージしてみましょう。

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参考URL

e-GOV介護保険法施行規則
https://laws.e-gov.go.jp/law/411M50000100036

認定介護福祉士認証・認定機構
https://www.jaccw.or.jp/nintei/aim/howtobe

公益財団法人 社会福祉振興・試験センター|介護福祉士国家試験 出題基準・合格基準
https://www.sssc.or.jp/kaigo/kijun/kijun_02.html

介護福祉士国家試験 受験申し込み手続き(第38回)
https://www.sssc.or.jp/kaigo/tetsuzuki.html

資格登録(社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士)
https://www.sssc.or.jp/touroku/shinki.html

試験科目別出題基準
https://www.sssc.or.jp/kaigo/kijun/pdf/pdf_kijun_k_no38.pdf

厚生労働省 介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移
https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001457250.pdf

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