【体験談】介護職5年目で感じたモチベーション低下と解決のヒント

介護職の経験を積み現場業務にも慣れた頃、ふと「最近、モチベーションが上がらない」「大きな不満はないけど、これでいいのかな」と疑問を感じたことはありませんか。

そんなときは、似たような体験を持った介護職の体験談を読んで、解決のヒントを探ってみましょう。

今回は、5年目の介護職・萩原さん(仮名)の体験をもとに、モチベーションが下がる理由と前向きに働くためのヒントを紹介します。

〜体験談を紹介してくれた介護士さん〜
萩原さん(仮名) 29歳 男性

モチベーションが低下した4つの理由

デイサービスセンターの介護職兼生活相談員を務めていた萩原さんは、入職3年目にモチベーションの低下を感じたそうです。

それは日々の業務にも慣れ、後輩の育成も任されるなど先輩・上司から信頼された頃のことでした。

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「頑張っているのに評価されない」と感じた

萩原さんは、自分の待遇に不満を感じてモチベーションが低下したと言います。

萩原さん
入職してからの3年間、基本給のベースアップはなく賞与が支給されたこともありませんでした。自分なりに会社へ貢献してきたつもりでしたが、その頑張りが待遇に反映されていないと感じました。

正社員として働いていた萩原さんは、介護業務はもちろん家族や関係機関との関係づくりにも力を入れてきたそうです。

自分なりに一生懸命頑張ってきたからこそ、待遇面でもう少し評価してもらいたかったと当時の心境を振り返ってくれました。

ステップアップしたいという意欲が出てきた

萩原さんは、生活相談員として成長したいという思いが強まる一方で、今の業務との違いに物足りなさを感じるようになったそうです。

萩原さん
私の職種は介護職員兼生活相談員(※)でした。職場には専従の生活相談員の方が1人いて、私はその方の相談業務をサポートする役割でした。
※生活相談員と介護職員を兼務する職種。相談業務と介護業務の両方に従事する

萩原さんによると、生活相談員は利用者の家族やケアマネジャーと連絡を取り合い、利用者が望む暮らしを実現できるようにサポートする重要な仕事だそうです。

萩原さん
相談員の仕事を近くでみて、「専従の生活相談員として働きたい」「もっと相談業務のスキルを身につけたい」と思うようになりました。
”相談員として成長したい”という希望を叶えるのは、この職場では難しいと感じました。

自分の生活環境を大きく変えてみたくなった

独立心が芽生えたことも、モチベーションが低下した理由の1つだと萩原さんは教えてくれました。

萩原さん
私は実家で暮らしていましたが、いつまでも実家に甘えていたらダメだと思っていました。仕事をこなせるようになり社会人としての自信がついたことで「親元を離れて1人で生活をしたい」「新しい土地で働いてみたい」と思ったんです。

“新天地で働く”という新しい目標ができたことで、今の仕事で前向きに働くことが難しくなってしまったと萩原さんは話してくれました。

人間関係のストレスで疲れてしまった

職場の人間関係に大きなストレスを感じたことも、萩原さんのモチベーションを低下させた原因だそうです。

萩原さん
施設長の職員に対する言動に嫌な気持ちを感じていました。ある女性職員にだけ、きつく叱責したり無愛想な態度で接したり…。「(女性職員を)辞めさせてやろうか」と言っている場面を目撃したこともあります。

萩原さんが勤めていたデイサービスセンターは、パート・社員を含め職員数10名程度の小さな事業所だったと言います。

アットホームな雰囲気を気に入っていた萩原さんも、施設長の言動を目にしたことで、以前のように前向きに働けなくなっていったそうです。

経験を積んだ介護職がモチベーションアップのために実践した3つの方法

ここからは、萩原さんがモチベーションアップのために実践した3つの方法を紹介します。

成果を出すことを目標に設定した

萩原さんは、モチベーションを上げるため仕事上の成果を目標に設定したそうです。

萩原さん
上層部の人に認めてもらわないと、僕の待遇は向上しないと思いました。そこで、利用者さんの数を増やす、そして事故件数を減らすことを目標に設定しました。

利用者を増やすため、萩原さんは利用者からの要望にきめ細かく対応したと言います。

萩原さん
独居の利用者さんをお迎えにいくときは、服薬確認や荷物確認などの外出支援を実施しました。介護事故を減らすために、利用者さんの特徴を一覧表にまとめて会議で配ったりもしましたね。

こうした活動の結果、翌年の利用者数は前年より増加。事故件数の減少にも成功したそうです。
目標に向かって考えたり実践したりしている間は、職場への不満や将来への焦りから解放されていた
と萩原さんは当時の心境を話してくれました。

「仕事以外の時間」を大切にして気持ちをリセット

2つ目のモチベーションアップの方法は、仕事以外の時間を大切にすることだったと言います。

萩原さん
スポーツクラブを契約して、仕事帰りに筋トレや水泳を始めました。運動している間は仕事のことを忘れられるし、汗をかいたら気持ちがスッキリして気持ちよかったですね!

萩原さんは仕事以外の時間を有効活用することで達成感や爽快感を味わえたそうです。仕事が大変なときも、好きなことが支えになったと明るい表情で教えてくれました。

転職活動に力を入れた

結果を出す努力を続けても、心の中のモヤモヤが消えない——
そんなとき萩原さんが考えたのは「環境を変えること」でした。

萩原さんは最終的に転職の道を選びます。

萩原さん
仕事をしている時間は人生の大半を占めている。だから、自分のやりたい仕事に就くことが僕にとって正しいやり方なのかもしれないと思ったんです。それから、本格的に転職活動に力を入れるようになりました。

その後、萩原さんは仕事以外の空いた時間を転職活動に投入。3ヶ月間の就職活動の末、有料老人ホームの生活相談員に採用されたと笑顔で教えてくれました。

それでもモチベーションが上がらないときに試してほしい5つの対処法

萩原さんの体験談は参考になったでしょうか。まずは無理をせず、“立ち止まって深呼吸する時間”をつくってみても良いかもしれません。

ここでは、そんなモチベーションが上がらないときに試してみてほしい5つの対処法を編集部からご紹介します。

5つの対処法・家族や友人・知人に相談する
・同僚・上司に悩みを打ち明ける
・休日やリフレッシュの時間を設ける
・資格取得などの目標を設定する
・仕事の良い面(好きなこと)を意識してみる

小さなことでも行動してみることで、気持ちが少しずつ前向きになっていくはずです。
ご自身の性格や考え方、状況などに合わせて、取り組みやすいものを試してみましょう。

まとめ|“このままでいいのかな?”と感じたら

今回は、萩原さんの体験を基に、経験を積んだ介護職のモチベーションが低下する理由やモチベーションアップの方法を紹介してきました。

「大きな不満はないけど、このままでいいのかな?」といった漠然とした不安は、より良い方向に進みたいと考えている心のサインなのかもしれません。

そんなときは、一度深呼吸をしてからご自身の状況を整理したり「自分が本当にやりたいことは何かな?」と考えたりして、自分が進みたい道を探してみてはいかがでしょうか。

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