この記事では保育士資格を活かせる仕事への転職について、体験談をお伝えします。
保育士で転職を考えているけれど、保育園に転職するか別の仕事をするか悩んでいませんか?
保育園や幼稚園以外にもさまざまな仕事で保育士資格を活かせる場合があります。
今回は保育園から放デイに転職した体験談を通して、実際の転職活動や転職してよかったことや転職活動のポイントなどをお伝えします。
「保育園に転職するか別の仕事という選択肢はアリか?」で悩んだら、是非当記事の体験談を転職活動の際の参考にしてみてください。
目次
保育園から放デイに転職した体験談
この記事では中田さんの転職体験についてお伝えしていきます。
中田さん(仮名) 30歳 女性
保育士資格保有 転職1回 子育て中
その後転職をし、現在は放課後等デイサービスにて保育士資格を活かしながら働いています。
転職を考えたきっかけ|働き方とキャリアでの悩み
中田さんが転職を考えたきっかけについて、下記2点をお話していただきました。
- もっと子育てと両立できる仕事につきたい
- 将来的にずっと保育園でいいのか、別のことにチャレンジしたい気持ちがあった
中田さんの前職の保育園では、勤務時間帯のバラつきや残業、持ち帰りの仕事、業務量が多いといった状況が続き、なんとか子育てと両立しているものの負担は大きかったそうです。
もっと自分の子どもと触れ合う時間や余裕が欲しいと思い悩むことはよくあったそうで、子育てと両立できる環境の整った職場に転職したいと思うようになったと仰っていました。
また、20代後半になり、まだまだ続く仕事人生において定年退職までずっと保育園で働き続けるのか改めて考えた中田さん。
キャリアに変化があってもいいのではと思い転職を視野に入れたとお話していただきました。
転職先探しのポイント|中田さんが大事にしたこと
中田さんが転職活動をした際には、以下の4点を重要視して仕事を探したとお話していただきました。
- 保育士資格を活かせること
- 勤務時間
- 残業無し
- 仕事内容
前提として保育士資格を活かせる仕事を探したそうです。
もともと保育分野が好きで短大に入学し資格を取り、保育園でもやりがいを持って働いていたと言います。
「子どもと関わる仕事は適職だと思う」と中田さんは仰っていました。
自身も子育て中の中田さんは、子育てや家庭の時間と両立できるように勤務時間が日中で固定されていることや残業が無いことも絶対条件だったそうです。
また、前職の保育園では日々の活動を考えることは楽しかったとのことで、自分で物事を考えて仕事を進めていけるような仕事内容を希望していたとお話ししていただきました。
放デイとは
放課後等デイサービス(略称:放デイ)は、障がいや発達の遅れがある小学生~高校生のお子さま一人ひとりに合った支援を提供する通所型サービスのことです。
未就学児を対象とした児童発達支援も行っている事業所もあります。
放デイや児童発達支援では自立や将来働く力をつけていけるよう、支援を行います。
放デイでは有資格者の配置基準が定められており、保育士もその対象になっています。
保育から療育にキャリアチェンジした経緯
保育園で受け持っていたクラスに発達障がいがある子どもがおり、支援について興味があったという中田さん。
保育士資格を活かせる仕事を探した際に、放デイで保育士の募集をしていることを知ったそうです。
今まで保育園以外で働く選択肢を考えたことはなく、転職活動をきっかけに別の職場もあることを改めて認識し調べ始めたといいます。
障がいをもつ子どもへの支援は、保育園でびっちり行うことはなかなか難しいことも多く、モヤモヤしていた経験があるそう。
中田さんは「何とかしてもっと手厚く関わりたい気持ちがあったけれど現状は余裕がありませんでした」と当時を振り返っています。
療育施設に通う園児もいたそうで、中田さんは「保育園側でできないことは療育施設にお願いするかたちでした」と仰っていました。
療育の施設への認識は保育園勤務時からあり、手厚く子どもに関われる療育分野を転職先の候補にしたそうです。
転職活動はとにかく情報を集めて慎重に|転職活動のポイント
この章では中田さんが転職活動の際に感じていたことをお伝えします。
保育士求人に特化したサイトで探した
中田さんは転職活動の際、保育士求人に特化した転職サイトを使ったそうです。
使った理由としては保育士資格を活かせる仕事を前提に、条件で絞って検索できることや条件に合う仕事を見つけやすいからだとお話していました。
仕事と子育てをしながらの転職のため効率よく探したかったという中田さん。
保育園や幼稚園だけでなく様々な職場の保育士資格を活かせる求人がパッと見てわかり、使いやすかったと仰っていました。
今より高収入はマストの条件
仕事探しの条件として、お給料面も重要視したと仰っていました。
家庭のことや将来のことを考えて、前職より給料をアップさせたかったそうです。
中田さんは、自分で求人を見る際には条件でお給料を入力して検索。
また、転職サイトの担当者と面談した際には給料について希望を伝えたとお話していました。
転職時のサポートがあって助かった
中田さんは療育分野での転職を視野にいれたものの、療育分野の仕事はわからないことだらけだったといいます。
仕事内容も想像がつかなかったけれど保育士に特化したサイトで詳しく仕事内容を知れたり、時には転職サイトの担当者に教えてもらい、なんとなくイメージを持つことができたそうです。
また、仕事と子育てをしながらの転職活動だったため書類作成の時間など確保するのが大変だったそうですが、書類作成サポートのある転職サイトを使い「すごく助かりました」とお話していました。
やりがいがあるし働きやすくなった|転職して変わったこと
この章では中田さんが転職して変化したことについてお伝えします。
子育てと両立できるようになった
転職によって、転職の理由でもある子育てとの両立を叶えられたそうです。
働く時間が9:00-18:00と固定になり、生活のスケジュールをたてやすくなったと仰っていました。
転職活動で受けた他の施設では、子育てへの配慮があり8:45-17:45といった働き方ができるところもあったそうです。
残業や持ち帰りの仕事もほぼ無く、転職時の希望を叶えられた中田さん。
また、面接時に子どもの送り迎えや行事などでお休みしたり早退する場合があるかもしれないことを伝えると「ご家庭の都合は大切にしてください」と快く受け入れてくれたといいます。
中田さんの他にも子育てと両立しながら働いている職員がいたり、子どもと関わる現場だからこそ子育てへの理解がある職場だとお話していました。
保育園での経験を活かして働ける
保育園で勤めた経験が無駄にならなくてよかったと中田さんはお話ししていました。
保育園と年齢層は違うものの、子どもと関わる仕事というのは同じで楽しく働いているそうです。
また、入社した施設は放課後デイサービスの他に児童発達支援も行なっており、未就学児の支援に入ることもあると仰っていました。
「関わり方をはじめおむつ替えなどスムーズにでき、保育園での経験がかなり役立ちました」とお話していました。
今の療育現場では、日々の遊びやレク、活動内容を考えて提供することが中田さんの主な仕事内容だそうです。
保育園の先生時代に取り組んだことをもとにしたり、新たな活動を考えることが楽しいとお話していました。
新しい環境で学べることが増えた
療育という新しい環境で学べることがより一層増えたことも、転職で変化したことだと仰っていました。
「障がい特性は本当に人それぞれで、毎日が勉強です」と話す中田さん。
関わり方や支援方法で困ったり悩むことが多いけれど、その分発見や学びになるといいます。
また、職場環境や職員・子ども・保護者などの人間関係も転職によって新しくなり、新たに関係性を築きながら日々刺激を受けて働いているそうです。
療育と保育の違い|保育士が放デイに転職してよかったこと
この章では保育士である中田さんが放デイに転職したことで感じる療育と保育の違いについてお伝えします。
少人数や個別で支援ができる
保育園と療育の大きな違いは、少人数での活動がメインだということだとお話していました。
保育園や幼稚園はクラスの人数が多く、それに比べると療育では小規模で子どもに関われます。
そのため1人の子どもに対して手厚く支援できることが療育の特徴だと教えていただきました。
また、保育園では多い人数をみなければならず、活動の準備や保護者ノートの対応など業務に追われることも多々あったといいます。
療育現場では、送迎や支援計画の業務があり忙しさはあるけれど保育園に比べると業務量が過多ということはないそうです。
プログラムをじっくり考えられる
個々に合わせてプログラムを考えられることも療育現場で感じた良い点だと仰っていました。
今の仕事では他の職員とも情報共有したりアイデアを出し合いながらじっくりプログラムを練っているそうです。
また、その施設にもよりますが行事が保育園より少なく、行事に追われることも少ないとのこと。
その分日々の活動を考える時間にあてているそうです。
「障がい特性を踏まえたプログラムづくりをするのは簡単なことではない」と話す中田さん。
その時効果的だったことも次の日には逆効果を与えちゃう時もあって、苦戦することも多いそうです。
「臨機応変さはかなり必要な仕事で、でもそれがやりがいにつながっている」そうお話していました。
より子どものできる力に寄り添える
療育現場では個々にじっくり向き合えるため、子どもの「できた!」に寄り添えることが嬉しいと中田さんはお話していました。
できなかったことができるようになった瞬間に立ち会えることも多く、そういったときにやりがいを感じるそうです。
一人ひとりに関わる時間が濃密で、すぐそばで子どもたちの成長を実感できると仰っていました。
「支援はすぐに結果が出るものではないけれど、その子どもが成長する姿を見れたときは感動します」と話す中田さん。
日々のスタッフミーティングでも一人の子について話し合って支援の方向性を考えているそうで「とにかくじっくり支援ができる」と教えてくれました。
自分自身も学べる
中田さんは転職をきっかけに療育について勉強を新たに始めたといいます。
人それぞれの障がい特性があり、子どもと関われば関わるほど学ぶことが多いそうです。
「自分自身も学べるし、成長できる気がします」と中田さんはお話していました。
また、中田さんの勤める事業所では研修が定期的にあることも転職して良かったことだそうです。
まとめ|保育士の転職は保育園だけじゃないことを知って自分に合う働き方を
当記事では、保育園から放デイに転職した中田さんの体験談をお伝えしてきました。
保育士資格を持っている人の職場は保育園や幼稚園だけに限らず、別の現場でも活躍できるチャンスがあります。
保育士資格を活かして転職したい人は、中田さんの体験談を参考に、様々な保育に特化した転職サイトを活用して条件や自分に合う転職先を探してみてください。
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